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山に行くといつも感じることの一つに、マイカー利用の登山者が非常に多いということがあります。ブログやHPで登山記録を見ても、電車やバス利用の登山者はかなり少数派だと感じます。 登山におけるマイカーの有用性を否定はしませんが、環境への悪影響や下山後に長距離運転する危険性は大きいと思います。反対に駅弁を食べたり、お酒を飲むこともできること、のんびり景色を眺めたり、寝ていても移動できることなど公共交通機関を利用するメリットはかなり大きいものがあります。 マイカー利用の大きなメリットは夜中に登山口まで移動し、早い時刻から登り始めることができる点です。そのため電車利用では日帰りが難しい山でも、十分日帰り可能になることも多いです。 しかし特急や新幹線、高速バスをうまく利用すると、近郊の山や低山だけでなく、遠くの山や標高の高い山でも結構日帰りできるものです。ここでは私が実際に登った山の他、時刻表とガイドブックを見て日帰りできそうだと思った山を紹介してみます。 以下に挙げる条件を満たしたものとします。 当然日帰りできそうな奥多摩、丹沢、箱根、奥武蔵など関東南部の山は除く。 名山は一般的なという意味で日本300名山もしくはそれに準じた山とする。 出発は東京のターミナル駅からとして、夜行は利用しない。(私は埼玉在住なので大宮駅の時刻を入れてあります。) 普通のコースタイムで歩き、いくらか休憩を取った上で十分日帰りできること。 八幡平(百名山) 距離としては首都圏から相当遠くなりますが、新幹線を使うと十分日帰りできます。ただしあまりにもったいないので、さすがに日帰りするのはおすすめできません。私は下山後に盛岡のホテルに泊まって、翌日は姫神山に登りました。 八幡平頂上バス停から山頂までは散歩程度の道のりで、百名山の山頂をただ踏みたいという人はともかく、普通の人にはお金と時間の無駄だと思います。ぜひ茶臼口から黒谷地湿原、源太森、八幡沼と歩いて欲しいものです。CTは3時間から3時間半くらいなのであまり余裕はありません。自信がなければ黒谷地バス停から歩きだすのがいいと思います。 はやて1号 東京発6時56分(大宮発7時22分)→盛岡着9時22分 バス 盛岡駅発9時47分→茶臼口着11時27分→八幡平頂上11時37分着 帰りのバスは八幡平頂上発が14時30分と15時15分です。 泉ヶ岳(三百名山) 関東や西日本の方にはあまり知られていない山だと思います。仙台市内にある山で、舟形山のずっと手前にあります。山頂へのコースが5本もあり、よく整備されていて気軽に楽しめる山です。 CTはコースによって違いますがおおむね4時間から4時間半くらいです。平日は遅いバスしか利用できません。土日だと8時30分のバスが利用できそうですが、うまく地下鉄に乗れないとバスに間に合わないかもしれません。 はやて5号 東京7時56分(大宮発8時22分)→仙台着9時37分→(地下鉄約15分)泉中央 バス 泉中央駅発10時20分→泉ヶ岳野外活動センター前着11時10分頃 帰りのバスは15時15分と17時5分の2本ですが、15時15分の便だとかなり駆け足登山となってしまうでしょう。(平日の場合) やまびこ41号 東京6時4分(大宮発6時30分)→仙台着8時1分→(地下鉄約15分)泉中央 バス 泉中央駅発8時30分→泉ヶ岳野外活動センター前着9時20分頃 乗り遅れたら平日と同じく泉中央駅10時20分発を利用。 帰りのバスは12時55分、15時55分、17時5分と3便が利用可能です。(土日の場合) 西吾妻山(百名山) ゴンドラとリフトを使うとかなり楽な行程なので、新幹線利用なら十分に日帰り可能です。せっかくなので米沢で米沢牛を味わうといいでしょう。米沢駅の駅弁も凄くおいしいのでお勧めです。 西吾妻山は吾妻連峰の最高峰ですが、樹林に囲まれて展望がありません。そのため私は西大巓まで足を伸ばしました。ちょっときつい道ですが、夏であれば途中のお花畑が素晴らしいです。それでもCT程度で歩ける方なら問題なく最終リフトに間に合うでしょう。 つばさ101号 東京発6時28分(大宮発6時54分)→米沢着8時37分 バス 米沢発9時0分→湯本駅前9時41分 ゴンドラとリフト3本乗り継ぐと登山口の北望台に10時30分くらいに着くでしょう。 リフトの最終は16時丁度、湯本駅前からの最終バスは18時10分です。 男体山(百名山) 日光は有名な観光地なので、非常に交通の便がいいところです。東武で行くのが便利で格安ですが、新宿から東武直通の特急が新設されたので東京西部の方も行きやすくなりました。 浅草や北千住あたりから乗車するなら始発の快速に乗るのが最適です。ただし帰りの快速は途中まで各駅停車となって凄く時間が掛かります。帰りだけでも特急を使った方がいいでしょう。 男体山はマイカー利用の場合、裏側の志津乗越から登る人が多いようです。バス利用だと二荒山神社からの表参道の往復となりますが、こちらの方が信仰の山である男体山らしい登山道だと思います。CTは5時間半から6時間で、標高差が大きいのでややきついです。 浅草発6時20分→東武日光着8時24分 バス 東武日光発8時37分→二荒山神社前9時29分着 バス便は数多くあります。中禅寺湖止まりなら、そこから歩いてもたいした距離ではありません。帰りのバスも本数が多いので、時間をあまり気にすることはないでしょう。 至仏山(百名山) 鳩待峠から往復だとCT4時間程度と比較的楽です。まず山ノ鼻へ出てから至仏山に登るとCT6時間とややきつくなります。いずれにしても鳩待峠が起点となりますが、ここまでは上越線の沼田駅からバスとなります。 沼田駅に停まる特急を使うとかなり遅くなるので、新幹線で高崎まで行き、普通列車で沼田に向かうのが一番早くなります。上毛高原駅からのバスもありますが、時間が掛かります。その場合は鳩待峠着が11時過ぎになるようです。 Maxとき481号 東京発6時8分(大宮発6時34分)→高崎着6時58分、普通列車 高崎発7時8分→沼田着7時54分(新幹線を使わずに上野発5時13分の普通列車に乗っても上越線の普通列車に間に合います。) バス 沼田発8時→鳩待峠連絡所着9時34分(シャトルバス乗り換え)9時40分発→鳩待峠着10時15分 帰りのシャトルバスは14時25分か15時25分(時期によっては16時25分もあり)ですが、何人かいたら随時出してくれるようです。戸倉からは沼田や上毛高原行きのバスの他、新宿直行のバスもあります。 草津白根山(百名山) 白根火山バス停を起点に周回できます。どちらからでも標高差が少ないのでかなり楽なコースです。一般的には探勝歩道最高地点までで、三角点峰には原則立ち入り禁止、最高地点には登山道がありません。(冬季にスキーやスノーシューを使うと登れるようです。) 白根火山バス停には長野原草津口駅からのバスが一般的ですが、軽井沢駅からのバス便もあります。このバス路線だと万座鹿沢口駅を経由しています。 特急草津1号 上野発7時20分(大宮発7時45分)→長野原草津口着9時49分着 バス 長野原草津口発9時58分→白根火山着10時53分 帰りのバスは白根火山発の長野原草津口行が14時30分と16時1分。軽井沢行は15時0分と15時45分着で万座鹿沢口駅を経由します。 行きに軽井沢からバスに乗る場合は、軽井沢駅発9時20分→白根火山着11時26分。 仙ノ倉山(二百名山) 近くに苗場スキー場があるせいかバス便も多く、電車とバス利用でも十分日帰り可能です。CTは平標山までの周回コースが約5時間半、平標山から仙ノ倉山まで往復するとプラス1時間半くらいとかなり時間が掛かります。場合によっては仙ノ倉山はあきらめた方がいいかもしれません。 周回コースは松手山コースを登るとややきつく、平元新道から登った方が幾分楽だと思います。ただし景色が開けるのは松手山コースの方が早いので、できたらこちらを登りにした方が気持ちいいでしょう。 たにがわ401号 東京発6時32分(大宮発6時58分)→越後湯沢着8時4分 バス 越後湯沢駅8時20分発→平標登山口着8時50分頃 帰りのバスは15時40分台、17時10分台の他19時台に2本あります。 飯縄山(二百名山) 長野駅からは多くの山に向かうことができますが、なかでも楽に日帰りできるのが飯縄山でしょう。登山ルートはいくつもあります。なかでも南登山道を登り、怪無山コースか西登山道で中社へ下ると交通の便がいいです。 CTは4時間から4時間半くらいなので早い時間に下山できます。そのため奥社や中社あたりで観光することも可能です。西登山道を下った場合は途中に温泉施設もあります。 あさま501号 東京発6時24分(大宮発6時50分)→長野着8時4分 バス 長野駅8時33分発→飯縄登山口着9時15分 帰りのバスは中社宮前から1時間にほぼ1本、17時台のみ2本あり。最終は18時40分。 立山(百名山) 本当に立山を東京から日帰り登山したとすると実にもったいない話です。一応、理論上は日帰り登山可能だということで書いておきます。 アルペンルートは乗換えが多いので時間が掛かりますが、順調なら室堂にお昼頃到着できると思います。雄山まで往復するとCT約4時間です。さすがにあまり余裕はありませんが、CTより速く歩ければ大汝山まで行くことも可能です。 あさま501号 東京発6時24分(大宮発6時50分)→長野着8時4分 バス 長野駅8時30分発→扇沢着10時15分 扇沢からアルペンルートで室堂まで1時間半から2時間くらいでしょう。 帰りは室堂発16時30分で信濃大町駅に18時30分着。信濃大町発18時56分の列車に乗ると松本に19時55分着で最終の特急あずさ(20時2分発)に間に合います。 帰りに富山側のルートを取った場合、室堂発17時0分で電鉄富山着が19時10分前後(平日と休日で若干異なるようです)。富山で19時35分発の特急北越9号に乗ると、長岡で東京行き最終の上越新幹線(長岡発21時54分)に乗り換えられます。 藤原岳(三百名山) 福寿草をはじめとして花の名山として知られている山です。駅から歩くことができるのでバスの時刻を気にする必要がありません。 始発ののぞみに乗って、名古屋で近鉄に乗り換えます。さらに近鉄富田で三岐鉄道に乗り換えて終点の西藤原駅には9時半くらいに到着します。8合目までは2つコースがあって周遊でき、一般に山頂とされる展望丘まで往復してCT4時間半くらいです。 のぞみ1号 東京発6時0分→名古屋着7時36分 近鉄名古屋発8時1分→近鉄富田着8時29分(三岐鉄道乗り換え)8時39分発→西藤原着9時29分 始発ののぞみに間に合わない場合、のぞみ103号(東京発7時3分)利用だと西藤原には10時30分に到着します。 帰りは西藤原発が20時頃の列車でも、名古屋で最終ののぞみ(21時48分発)に間に合うのでかなり余裕があるでしょう。 *11月3日現在で調べていますが、季節運行の交通機関も多いので、実際に計画する際には最新情報をチェックしてください。 *2007年の西吾妻山の夏山リフト運行は11月4日までです。例年6月から11月初めの運行となっています。 *2007年の尾瀬鳩待峠シャトルバスは11月4日までの運行です。 *アルペンルートは公式サイトの時刻表記載のものを使っていますが、乗換えが多く、徒歩の部分もあるのでこの時間通りに通過するのが難しいこともあります。 人気ブログランキングへ |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
まるふく 様 こんばんは! |
TAKA 2007/11/07 00:53 |
TAKAさん こんばんは! |
まるふく 2007/11/07 02:59 |
おはようございます。そうその少数派のhimekyonです。日帰りにこだわると結構遠くまで行けるのですね。貴重な情報ありがとうございます。参考にさせていただきますね。藤原岳は今年行きましたが日帰りが可能でしたか、夜行バス利用でした。理論上立山が日帰り可能とはちょっと驚きでした。日帰りしようと思わないから考えてもみないのでしょうね。2.3年前まではとにかく数を登りたくて費用を浮かすためにひたすら普通列車、夜行を利用していましたが新幹線や特急を利用することで行けないと思っていた山へも行けることがわかり、体も楽(歳です(ーー;))なので、最近は特急を利用することが多くなりました。それでもできるだけ安い費用に抑えないと山へ行けなくなる薄給とりなものでして、夜行バスも数多く利用しています。数年前は盛岡までの新幹線は「早割り7」だったかな、安い切符があったのですが、今は「おはよう秋田切符」を利用しています。 |
himekyon 2007/11/18 09:28 |
himekyonさん おはようございます! |
まるふく 2007/11/18 10:11 |
今日三鷹10時発という超スロースタートで奥多摩六つ石山日帰りしました。 |
じょうろ 2008/09/06 22:08 |
じょうろさん こんばんは! |
まるふく 2008/09/07 03:04 |
まるふく様 |
じょうろ 2008/09/13 21:57 |
じょうろさん こんばんは! コメントありがとうございます。 |
まるふく 2008/09/14 02:41 |
すみません |
じょうろ 2008/11/03 10:40 |
じょうろさん こんにちは。 |
まるふく 2008/11/04 20:30 |
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